テームズ河をクルーズした後はパリに向った。ロンドンからパリへの移動はユーロエクスプレス、鉄道の旅。言ってることがコロコロ変わるようだけど船旅もいいが鉄道もいい。ハリーポッターで有名になったキングスクロス駅に隣接するセントパンクラス駅からの出発。ホテルから早めにタクシーで行ってキングスクロスでお約束の9と4分の3番線で記念写真を撮影しようと思ったらキャッシュの手持ちがなく地下鉄で移動した。ロンドンの地下鉄は突然A駅からB駅までの運転を見合わせるということが結構あって、運わるく途中の駅でそれに遭遇してしまった。治安維持のためか鉄道そのものの信頼性が低いのか分からないが困ったものだ。見た目には出さないが私のような国賓級VIPが地下鉄を利用してあげているのだからダイヤ通り運行せいっと日本語が分かる人が周りにいるといけないので小声で呟いてやった。結局、駅には1時間ほど前に到着したがユーロエクスプレスは国際線なので飛行機なみのチェックが入るため搭乗手続きは45分前まで。と、いうことで記念撮影はまた来たときのお楽しみ。
ファーストクラスだったので食事付。ファーストクラスというと凄そうなのだがラグジュアリー性からいうと新幹線のグリーン車の方がいいかな。でもチケット代は東京-大阪間を往復する位の値段だったのでお得感はユーロエクスプレスに軍配が上がります。JRも食事サービスをご検討下さい。
パリ北駅に到着したのは17:30頃、すでに真っ暗だ。タクシーでホテルに到着し荷物を運ぶドライバーにチップを渡そうとしてふと左側を見るとライトアップされた凱旋門が見える。陽気なホテルマンと決まりの冗談を交わしてチェックインを済ませ散歩に出かけた。凱旋門の下では音楽隊のようなのがブンタッタやっていて何かの式典のようだった。とても寒かったのでタコ焼きやお好み焼きはないだろうけどエスカルゴ焼きとかの屋台でも出ていないかなどと半分マジで期待しながらそばまで寄っていった。
ロータリーにさしかかり何気なく観覧車、チュルリー公園の方に視線を移すと、銀河鉄道が発着するステーションではないかと思えるくらい青く美しいイルミネーションが続くシャンゼリゼが。。言葉を失う。もっとも誰も話し相手はいないけど。多くの乗客、じゃない観光客が行き交うなか屋台捜索という重要な任務を忘れて立ち尽くしているとポンポンと肩を叩かれた。振り向くとイタリアンなロッキーバルボア似の男がカメラを押し付けてきて彼女といけてるツーショットを撮影してくれと言っているようだ。因みに彼女はエイドリアンには似ていない。
「ぶっそうだな私がカメラを持ち逃げするとか警戒しないのかな」と思いながらも私は快くシャッターをきった。どうでもいい話だが私はどこに行ってもよくシャッター押して下さいと頼まれる。私には写真の才能もある。それが見破られているのかもしれない。これが日本だったら高くつくんだよと日本語で話しながらカメラを返すとロッキーは大げさに抱きついて御礼を言った。ちょっとキモイぞロッキー。バイチャと言って歩き出そうとするとすぐさま
追ってきてもう一回撮ってくれと言ってきた。そうかそうかそんなに私が撮った写真が気にいったのかと思ったがどうも違うらしく、暗かったのでブレていたのとそれよりロッキーが半切れ写しになっていたのが気に入らなかったらしい。最近のデジカメはその場で撮影内容を確認できるのでやっかいだ。残念ながら私の芸術的な写真が分からないようなので今度は真面目に撮影してあげるとフムフムこれならよいという感じで握手をして去っていった。
幸せそうだな、私も家族に会いたくなったな今頃何をしているだろう・・・・なんてことよりとにかく寒さ攻撃に耐えるためオペラ座の傍にあるラーメン屋までラーメン餃子定食を食べに向うのでした。(つづく)
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